
DGFT請求書カード払いの評判は?特徴・手数料・利用方法を徹...
DGFT請求書カード払いは、法人や個人事業主が取引先の請求書をクレジットカードで決済できるサービスです。
銀行振込しか受け付けない取引先でも、DGFTを経由すればカードでの支払いが可能となり、最大60日まで支払いを先延ばしできます。
資金繰りに悩む中小企業や個人事業主にとって、銀行融資に頼らず柔軟にキャッシュフローを調整できる手段として注目されています。
本記事では、サービスの特徴や導入メリット、利用方法をわかりやすく解説します。
DGFT請求書カード払いの概要

DGFT請求書カード払いは、法人・個人事業主が取引先への支払いをカードで行えるようにした代行サービスです。
初期費用や月額料金は不要で、利用ごとに発生する手数料のみで運用できます。
項目 | 内容 |
サービス名 | DGFT請求書カード払い |
利用対象者 | 法人・個人事業主 |
支払方法 | クレジットカード・一部デビットカード |
対応ブランド | VISA / Mastercard / JCB / Diners Club / SAISON CARD(※Diners以外は海外発行不可) |
手数料 | 一律3%(税別)/1万円未満は300円(税別) |
振込までの期間 | 最短3営業日 |
初期費用・月額費用 | 無料 |
利用可能な請求書 | 国内法人発行のもの(仕入れ・外注費・広告費・賃料など) |
対象外 | 個人発行の請求書、海外企業、給与や報酬関連 |
利用対象が国内法人に限定される点や、1万円未満は固定手数料となる点には注意が必要です。
とはいえ、上場企業が運営していることからセキュリティ水準も高く、安心して導入できる仕組みが整っています。
DGFT請求書カード払いの利用方法

DGFT請求書カード払いは、すべての手続きがオンラインで完結します。
特別な書類準備も不要で、申し込みから支払いまでの流れはシンプルです。
公式サイトからアカウントを作成します。基本情報を入力するだけで数分で登録が完了します。
管理画面にログインし、支払いに利用する請求書をアップロードします。外注費や仕入れ代金など法人発行の請求書であれば対応可能です。
利用するカード情報を入力します。対応ブランドはVisa・Mastercard・JCB・Diners
請求書内容の確認が済むと、最短3営業日で取引先口座へ振込が行われます。振込名義は利用者の会社名となるため、サービスを利用していることは取引先に伝わりません。
クレジットカード会社の締め日・引き落とし日に合わせて、利用額と手数料が口座から引き落とされます。通常のカード利用とまとめて処理されるため、支払い管理も容易です。
運営会社について
DGFT請求書カード払いを運営しているのは、株式会社デジタルガレージ(東証プライム上場)
です。1995年設立以来、国内外でインターネット関連事業や決済インフラを手掛けてきた企業で、オンライン決済の分野では長い実績があります。
同社は決済プラットフォーム「VeriTrans4G」をはじめとするBtoB決済ソリューションを展開しており、金融機関レベルのセキュリティ基準(PCI DSS)にも準拠しています。
会社概要
- 会社名
- 株式会社デジタルガレージ
- 設立
- 1995年8月
- 市場区分
- 東京証券取引所 プライム市場(証券コード4819)
- 所在地
- 東京都渋谷区恵比寿南・宇田川町に拠点あり
- 代表者
- 代表取締役社長 林 郁
上場企業が母体となっている点は、資金繰りに直結するサービスを安心して利用できる理由の一つといえるでしょう。
最寄り駅の情報
- 東急東横線「代官山駅」より徒歩:4分
- 東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」より徒歩:5分
- JR山手線「恵比寿駅」より徒歩:9分
- 東急東横線「中目黒駅」より徒歩:10分
Googleマップ
DGFT請求書カード払いのメリット
DGFT請求書カード払いには、資金繰りを改善したい中小企業や個人事業主にとって役立つポイントが数多くあります。特に注目すべき点を整理しました。
最大60日間の支払い猶予で資金繰りを改善
カードの締め日と引き落とし日を活用することで、支払いを最長60日先まで遅らせることができます。
入金サイクルと支払期日が合わない場合でも、キャッシュフローを守りながら期日通りに支払えるのは大きなメリットです。
業界最低水準の手数料
利用手数料は一律3%(税別)で、請求書カード払いサービスの中でも低めの水準です。
さらにクレジットカードのポイント還元を組み合わせれば、実質的な負担は2%前後に抑えられるケースもあります。
対応範囲の広さ
仕入れ代金や広告費、外注費、賃料など、法人間で発生する幅広い請求書に対応しています。
銀行振込しか受け付けていない取引先への支払いにも利用できるため、導入の利便性は高いといえます。
取引先に知られず利用できる
振込名義は利用者の会社名となるため、取引先に「カード払いを利用した」と伝わることはありません。
資金繰りを工夫していることを相手に知られず、関係性を維持したまま支払いが行えます。
上場企業による安心の運営
東証プライム市場に上場している株式会社デジタルガレージが運営しており、PCI DSS準拠のセキュリティ基盤を採用。信頼性と安全性の高さも選ばれる理由です。
DGFT請求書カード払いの注意点・デメリット
便利なサービスである一方、利用にあたってはいくつかの制約や注意点もあります。
事前に理解しておくことで、無駄なコストやトラブルを避けられます。
カードの利用枠に依存する
支払える金額はクレジットカードの限度額の範囲に限られます。
数百万円単位の請求書が発生する場合、カード枠によっては対応できないケースもあります。
長期間の延長はできない
支払いを先送りできるのは最大60日までです。
恒常的な資金不足を解消する仕組みではなく、短期的なキャッシュフローの調整手段として活用するのが適切です。
個人向けの支払いは対象外
給与や報酬など、個人への支払いに使うことはできません。
対象は法人が発行した請求書に限られるため、利用可能範囲を確認しておく必要があります。
海外発行カードの制限
利用できるブランドは多いものの、Dinersを除き海外発行カードは使えません。
国内で発行されたカードを用意しておく必要があります。
DGFT請求書カード払いの口コミ・評判
実際に利用した企業の声をご紹介します。
公式サイトに掲載されている導入事例から引用し、業種や利用額とあわせてまとめました。
リアルな利用背景が見えるので、導入を検討している方は参考になるはずです。
飲食業(法人・従業員3名/利用額:約46万円)
「偶然Web広告で見かけて知りました。資料で概要は理解できていたのですが、実際に担当の方と打ち合わせして安心感を得られたので利用に踏み切りました。他社も検討しましたが、手数料の安さと対応カードブランドの多さが決め手です。現在は複数サービスを併用していますが、今後はDGFTに一本化を考えています。」
DGFT請求書カード払い公式ホームページ
医療業(法人/利用額:約458万円)
「普段ダイナースを利用しており、カード会社からのお知らせで知りました。ダイナースが紹介しているサービスなら信頼できると思ったのが導入のきっかけです。他サービスも見ましたが、ダイナースが使えるのはDGFTだけだったので決めました。貯まったマイルも仕事や家族の出張に活用できて便利です。」
DGFT請求書カード払い公式ホームページ
不動産業(法人・従業員31名/利用額:約277万円)
「突発的に支払いが重なり、資金が必要になったときにインターネットで探して見つけました。借入をせずに資金繰りができ、しかも数日で入金が完了するのが魅力です。融資だと2週間ほど待たされるので、そのスピード感に助けられました。急な資金難を乗り越えられて安心しています。」
DGFT請求書カード払い公式ホームページ
よくある質問(FAQ)
まとめ
DGFT請求書カード払いは、法人や個人事業主が取引先への請求書をクレジットカードで支払い、最大60日まで資金流出を遅らせられるサービスです。
借入に頼らずキャッシュフローを整えられるため、突発的な支払いが発生したときの強い味方となります。
手数料は一律3%とシンプルで、カードのポイント還元を考慮すると実質的な負担も抑えられます。
さらに、東証プライム上場企業が運営していることから信頼性や安心感も高く、安心して利用できる点も大きな魅力です。
短期的な資金調整を効率よく行いたい事業者にとって、DGFT請求書カード払いは非常に有用な選択肢といえるでしょう。