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Fintoカード後払いの評判は?特徴・手数料・利用方法を徹底解説

請求書カード払い

Fintoカード後払いの評判は?特徴・手数料・利用方法を徹底...

Fintoカード後払いは、法人や個人事業主が取引先への請求書支払いをクレジットカードで行えるようにするサービスです。

銀行振込しか受け付けない取引先に対しても、Fintoカード後払いを利用すればカード決済が可能となり、最大60日間の支払い猶予を確保できます。

資金繰りに悩む中小企業や個人事業主にとって、借入に頼らずにキャッシュフローを調整できる実用的な手段として注目されています。

本記事では、「Fintoカード後払い」の特徴や仕組み、導入メリットをわかりやすく解説していきます。

Fintoカード後払いのサービス概要


Fintoカード後払いは、法人や個人事業主が取引先への請求書支払いをクレジットカードで行えるようにした決済サービスです。

初期費用や月額料金はかからず、利用の都度に発生する手数料のみで導入できます。

項目 内容
利用可能額 各種クレジットカードの限度額内
利用対象者 法人・個人事業主(中小企業含む)
支払い方法 クレジットカード(Visa/Mastercard/JCB)
入金スピード 最短翌営業日
登録費用 無料
振込名義 利用者名義での振込対応
決済手数料 2.5%(税別) ※5万円未満は一律1,400円
支払猶予期間 最大60日(カード会社の締日・支払日に依存)

小口利用では一律手数料が割高になる点や、利用枠がカード限度額に依存する点には注意が必要です。

一方で、最短翌営業日での振込や取引先に知られずに利用できる仕組みは、日常的な資金繰りの安定化に大きく貢献します。

Fintoカード後払いの利用方法


Fintoカード後払いはオンライン完結型のサービスで、申し込みから支払いまで数ステップで進められます。流れは以下の通りです。

Webフォームから申し込み
公式サイトの申し込みフォームに会社情報や担当者情報を入力し、利用登録を行います。
請求書のアップロードとカード情報の登録
支払い対象となる請求書をPDFや画像でアップロードし、金額・取引先口座などを入力。合わせて利用するクレジットカードを登録します。
Fintoによる審査
提出内容に基づいて即日審査が行われます。追加の書類提出は原則不要で、スピーディーに進みます。
取引先への振込
審査が完了すると、最短で翌営業日に取引先へ振込が実行されます。振込名義は利用者の会社名義になるため、取引先にサービス利用が伝わることはありません。
クレジットカードで後払い
利用者は、登録したカード会社の支払日に合わせて代金と手数料を支払います。カードの締日と引落日の関係によっては、実質的に最大60日間の支払猶予を確保できます。

運営会社について

Fintoカード後払いを運営しているのは、トラボックス株式会社です。

2000年の設立以来、ビジネスマッチングや請求書管理分野で実績を重ねてきた企業であり、東証プライム上場企業であるビジョナル株式会社のグループ会社に属しています。

会社概要

会社名
トラボックス株式会社
設立
2000年3月3日
所在地
東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー12F
代表者
代表取締役社長:皆川 拓也/取締役会長:吉岡 泰一郎
資本金
5,500万円
グループ会社
ビジョナル株式会社(東証プライム上場)
受付時間
Web申込は24時間対応

上場企業グループが母体である点は、資金繰りに直結するサービスを安心して利用できる要素のひとつです。

信頼性と安定性を備えた経営基盤のもとで運営されているため、導入に不安を感じる事業者でも利用しやすい環境が整っています。

最寄り駅の情報

  • JR山手線・東京メトロ銀座線・東急東横線「渋谷駅」から徒歩約4分
  • 京王井の頭線「渋谷駅」から徒歩約13分

渋谷クロスタワー内に拠点を構えており、都心の主要駅からアクセスしやすい立地にあります。

Fintoカード後払いのメリット


Fintoカード後払いは、借入に頼らずに資金繰りを調整できる点が最大の強みです。ここでは代表的なメリットを整理します。

幅広い支払いに対応できる

家賃・外注費・広告費・仕入れなど、通常カード決済できない支出にも利用できます。

高額な支払いにも利用可能

利用枠はクレジットカードの限度額内。上限が設けられていないため、大口の支払いにも対応できます。

複数カードを併用できる

複数枚のカードを登録でき、案件ごとにカードを使い分けながら資金管理が可能です。

審査がスピーディー

審査は最短即日で完了し、翌営業日には振込が可能です。急ぎの資金ニーズに対応できます。

取引先に利用が知られない

振込は利用者自身の名義で行われるため、サービス利用を取引先に知られる心配はありません。

信用情報に影響しない

借入ではなくカード枠を使う仕組みのため、信用情報に記録されず、将来の融資やローン審査に影響を与えません。

Fintoカード後払いのデメリット・注意点

便利なサービスである一方、利用にあたっては以下の点に注意が必要です。

カードの限度額に依存する

利用枠はクレジットカードの限度額内となるため、大規模な支払いには枠不足で対応できない可能性があります。

長期的な延長はできない

支払猶予は最大60日まで。慢性的な資金不足を解決する手段ではなく、一時的な資金繰り調整向けのサービスです。

小口利用では手数料が割高

5万円未満の支払いは一律1,400円(税別)となるため、少額請求では手数料負担が相対的に大きくなります。

対象外となる支払いがある

給与や報酬などの個人宛て支払い、海外企業からの請求書などは利用できません。事前に対象範囲を確認することが必要です。

Fintoカード後払いの口コミ・評判をご紹介

実際に利用した企業の声をご紹介します。

公式サイトに掲載されている導入事例から引用し、利用額や支払い用途とあわせて整理しました。

リアルな利用背景が伝わるため、導入を検討している方にとって参考になります。

イベント出店料/利用額:約300万円
「販売する商品の仕入れや什器など、開催規模が大きかったり長期間開催するイベントの場合はどうしても一時的な資金負担が大きいため、利用に至りました。
手数料の安さもそうですが、金額による利率の変動がないことや、請求書をカード払いできる点も非常にありがたいです。銀行振込とは違ってクレジットカード利用によるポイント付与で実質の負担額も減るので、メリットしかないです!」

Fintoカード後払い公式ホームページ

広告費/利用額:約200万円
「新規顧客を獲得するために広告運用を強化する必要がありましたが、前払いのため、すぐにまとまった資金を確保するのが難しく悩んでいました。
融資など他の資金調達は期間の長さや審査の厳しさがネックでしたが、Fintoなら請求書のクレジットカード払いが可能なので、スピーディーに資金を用意できて助かっています。新たな資金調達法の一つとして活用中です!」

Fintoカード後払い公式ホームページ

施工費/利用額:約450万円
「着工金や資材の仕入れなど先払いが多かったり、工期延長や協力会社からの入金の遅れなど、支払いと入金のバランスに困っていました。
過去にも別の方法で資金調達をしていましたが、請求書カード払いができるサービスがあるとは知りませんでした。Fintoに登録し、電話サポートを受けながら無事に利用できました。今後も継続して使っていきたいです。」

Fintoカード後払い公式ホームページ

Fintoカード後払いに関するよくある質問

Q1. Fintoカード後払いはどんなサービスですか?
請求書を銀行振込ではなくクレジットカードで支払えるようにするサービスです。カード会社の締日と支払日に合わせて最大60日間の猶予を確保でき、資金繰り改善に役立ちます。

Q2. 誰でも利用できますか?
法人・個人事業主であれば利用可能です。借入ではなくカード枠を利用する仕組みのため、信用情報に影響はありません。

Q3. 手数料はいくらですか?
原則2.5%(税別)です。支払いが5万円未満の場合は一律1,400円(税別)となります。

Q4. 利用できるカードブランドは?
国内発行のVisa、Mastercard、JCBが利用可能です。複数枚のカードを登録して併用することもできます。

Q5. 支払いが遅れた請求書も対応できますか?
すでに支払期日を過ぎている請求書でも利用可能です。請求書以外に振込書や契約書ベースの支払いにも対応しています。

Q6. 取引先にサービス利用が知られることはありますか?
振込名義は利用者の会社名義で設定されるため、取引先にサービスを利用していることが伝わることはありません。

まとめ

Fintoカード後払いは、銀行振込しか受け付けていない取引先に対しても、クレジットカードを利用して請求書を支払えるようにする資金繰りサービスです。

最大60日間の支払猶予によりキャッシュフローに余裕を生み出せるだけでなく、手数料は2.5%と業界内でも低水準に抑えられています。

さらに、カード利用によるポイント還元を活用すれば、実質的なコストはさらに軽減可能です。

審査は最短即日、振込も最短翌営業日で行われるため、急な支払いにも柔軟に対応できます。

借入ではないため信用情報に影響せず、将来の融資やローン利用の妨げにならない点も安心材料といえるでしょう。

一方で、利用枠がカードの限度額に依存することや、小口利用では手数料負担が大きくなる点には注意が必要です。

慢性的な資金不足の解消策というより、短期間の資金繰り調整や突発的な支払いに向いているサービスといえます。

資金繰りに柔軟性を持たせたい法人・個人事業主にとって、Fintoカード後払いは有効な選択肢のひとつとなります。